「ザ・コーヴ」出演女優、現地で漁中止訴える(読売新聞)

 和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りし、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したアメリカ映画「ザ・コーヴ(入り江)」に出演した女優ヘイデン・パネッティアさんらが26日、同町で漁をやめるよう訴えた。

 パネッティアさんは、環境保護団体「ザ・ホエールマン・フアンデーション」のジェフ・パントホフ代表や海外メディアの記者らと訪れた。

 町役場で三軒一高町長に面会を求めたが職員に断られ、町漁協でも門前払いされた。この後、映画の題名にもなった入り江「畠尻湾」の浜にイルカに見立てた白い布を敷くパフォーマンスをした。

 町では、訪問を知った地元の市民団体の車が「日本の食文化に口を出すな」とアピールし、町漁協前では、水産会社の従業員が「帰れ」とどなる姿も見られた。

 パネッティアさんは「憎しみをぶつけるのではなく、問題を解決しにきた。イルカ漁をやめて、美しい町が一大観光地になるよう協力したい」と述べた。

 三軒町長は「環境を唱えて売名行為をする団体と会う必要はない。まともな訪問なら、いつでも面会する」と話している。

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「真実の声に耳傾けず」=裁判長、立ち上がり謝罪−涙ぬぐう菅家さん・足利事件再審(時事通信)

 「真実の声に耳を傾けられず、17年半もの長きにわたり自由を奪う結果となった」。3人の裁判官が立ち上がり深々と頭を下げた。菅家さんは裁判長のひと言ひと言をかみしめるように、正面を見据えたまま、じっと聞き入った。
 午前10時すぎ、宇都宮地裁206号法廷。菅家さんはグレーのスーツにピンクのネクタイ姿。やや緊張した表情で主任弁護人の隣に座り「ふーっ」と大きく息を吐いた。
 「菅家さん、証言台の前にお進み下さい」。裁判長が声を掛ける。直立する菅家さん。裁判長と顔を合わせ、お互いにおじぎした。「菅家利和氏に対する殺人などの事件の再審公判における判決を宣告します」。裁判長が静かに述べる。
 一瞬の沈黙。「主文、被告人は無罪」。ざわめく法廷の中、菅家さんは裁判長に深く頭を下げると、証言台のいすに戻り、判決理由に耳を傾けた。
 約50分続いた判決の読み上げを終え、最後に裁判長がゆっくりと口を開いた。「通常は適当な訓戒を述べるところだが、今回は自戒の意味を込めて謝罪させていただきます」。異例の言葉に、菅家さんは弁護士の1人と目を合わせ、肩に力を込めた。「菅家さんの真実の声に耳を傾けなかった」。「誠に申し訳なく思う」。求め続けて来た謝罪の言葉が続く。
 最後に、裁判長が「今後の菅家さんの人生が幸多きこととなるよう祈っています」と声を掛けられると、菅家さんは顔を紅潮させ、2度頭を下げた。
 判決に先立ち、「裁判所にも謝ってほしい」と述べていた菅家さん。閉廷後、傍聴していた支援者に肩を抱きかかえられ、あふれる涙を小さな手でぬぐった。 

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東九州道工事 橋に亀裂、造り直し 強度計算ミスか(毎日新聞)

 宮崎県日南市で建設中の東九州自動車道「広渡川2号橋」(仮称)で多数のひび割れが見つかり、国土交通省は、橋を取り壊して造り直す方針を決めた。工事は昨年4月以来、中断しており、工事を請け負う準大手ゼネコン「ハザマ」が自社負担で撤去・再構築を提案し、国交省は了承した。橋は主要部分を取り壊して工事をやり直す異例の事態となる。

 橋は国の直轄事業で、08年9月着工。全長265メートル。総工費10億円で工事進ちょく率は6割。広渡川にかかる橋はつながってはいない。今年2月に完成予定だったが、昨年4月、右岸側の橋げた部分(115メートル)に多数のひび割れが見つかった。完成まで橋を支える「仮支柱」に橋げたが約6センチ沈み込んでゆがみが発生したためとされ、ひびは目視できるだけで数十カ所に生じ、最大で長さ約10メートル。「ヘアークラック」と呼ばれる微細なひびは無数にあるとみられ、設計業者が強度計算を誤ったとされる。

 国交省は昨夏、有識者による技術検討会議を設置し対策を検討してきた。ハザマは部分的な造り直しやひびに樹脂を充てんして補強する案を示したが、検討会議は今月、長期的な耐久性を懸念する報告書をまとめた。

 検討会議は、自動車の重みに長期間耐えられるか、との観点で8回の会議を通じてハザマの補修案の妥当性を検討。報告書は「橋すべてを取り壊す必要はない」としながらも、「ひび割れ損傷の前例がなく、長期的な耐久性にどう影響するか分からない」と、完成後もたわみなどの監視が必要と指摘した。

 報告を受けて国交省は「十数年先の信頼性が担保できない」としてハザマの補修案の受け入れを拒否したが、協議の結果、ハザマが造り直しを提案したという。国交省宮崎河川国道事務所の伊藤高所長は「ハザマの提案を検討している」と話している。【石田宗久、種市房子、位川一郎】

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<雑記帳>早大野球部の創部110年祝し「記念醤油」 茨城(毎日新聞)

 早稲田大学野球部の創部110年を来年に控え、創業160年以上の老舗「大橋醤油(しょうゆ)店」(茨城県古河市諸川)8代目、大橋幸治代表(46)が2年間熟成させた記念醤油を完成させ、20日から販売を始める。

 5代目は早大野球部発足メンバーで初代主将の故大橋武太郎氏。家業を継ぐため退学し、幸治さんが「果たせなかった夢を後世に伝えたい」と昔ながらの手法で醸造した。その名も「初代主将」(400円)。

 4月に開幕する六大学野球春季リーグ戦に駆け付け「100代目主将の斎藤佑樹投手に『初代主将』を直接手渡したい」と幸治さん。初代の汗も涙も、ハンカチ王子がぬぐってくれる? 【宮本寛治】

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<札幌ホーム火災>居間のストーブから洗濯物に引火か(毎日新聞)

 札幌市北区の認知症高齢者グループホーム「みらい とんでん」で入居者とみられる男女7人が焼死した火災で、札幌北署と札幌市消防局は13日、同ホームを実況見分した。火元とみられる居間の灯油ストーブの付近には洗濯した入居者の衣類が干してあったことが判明。同署などはストーブの火が洗濯物に引火した可能性があるとみて調べている。

 同署や市消防局によると、灯油ストーブ周辺の燃え方が最も激しく、周囲に焼け焦げた衣類や物干しざおが散らばっていた。同署が同ホームの職員らから事情を聴いたところ、同ホームでは、冬期間はほぼ毎日、ストーブ付近で洗濯物を干していたという。また、ストーブのホースが焼き切れているのが見つかったが、ストーブ自体が爆発したり、燃えた形跡はなかった。

 同署は14日以降も実況見分を継続。出火当時、当直で、重傷を負って入院中の女性職員(24)が回復次第、事情を聴く。その後、業務上過失致死容疑で現場検証する方針。

 昨年3月に群馬県渋川市の高齢者向け施設「静養ホームたまゆら」で入居者10人が死亡した火災では、今月3日、防火対策や避難体制が不十分だったとして、前橋地検が施設を運営していたNPO法人理事長ら2人を業務上過失致死罪で起訴している。【吉井理記、和田浩幸、水戸健一】

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<年金>旧社保庁職員のアンケ基に新たな解決策 記録回復委(毎日新聞)

 長妻昭厚生労働相直属の「年金記録回復委員会」(委員長、磯村元史・函館大客員教授)は10日、旧社会保険庁職員を対象にしたアンケート結果に基づき、年金記録問題の新たな対応策を決めた。持ち主不明の記録の解明を進めるため、「ねんきん特別便」が届かなかった人の住所を割り出して加入履歴を送るほか、企業が社員の脱退を装っている恐れがある「加入者ゼロ」の事業所について調査を進める。

 アンケートは、世間的に知られていない年金記録問題の存在や背景を尋ね、旧社保庁職員・OB約1万7000人が回答した。

 回復委によると、「ねんきん特別便」は全受給者・加入者に送ったが、住所不明で243万通が返送されてきた。このため、戻った記録を住民基本台帳ネットワークと照合し、氏名などが一致したネット登録者の住所に履歴を送る。さらに、メディアを通して呼びかけ、不明な記録の特定を進める。

 また回答の中には、「加入者ゼロ」の厚生年金の事業所があるとの指摘があった。保険料を払えない企業が全社員の脱退を装っている恐れもあるため、サンプル調査を行う。さらに、受給資格の判断が難しいケースに対応するため、退職者のチームを設け、年金事務所に派遣する。

 回答では、年金記録に脱税目的などの架空の加入者記録があるとの指摘もあった。こうした記録は、紙台帳と照合しても本来の持ち主に結びつかないため、特定を急ぐ。【野倉恵】

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勤務医の処遇改善を要望−日産婦学会(医療介護CBニュース)

 日本産科婦人科学会は3月4日付で、「産婦人科医の負担軽減と処遇の改善に関するお願い」と題する文書を、同学会の約750の卒後研修指導施設の病院管理責任者にあてて送付した。

 文書では、大多数の病院で産婦人科勤務医が小人数で過剰かつ過酷な診療に従事しており、その勤務実態が放置されてきたことが、産婦人科をはじめとする勤務条件の厳しい諸診療科の医師不足の重大な原因の一つと指摘。来年度診療報酬改定では「病院勤務医の負担軽減」が主要課題の一つになっているとして、今回の改定を機会に勤務医の勤務環境や処遇の改善に対応するよう求めている。

 その上で、▽勤務医の勤務状況を具体的に把握する▽勤務医の勤務状況を正当に評価し処遇する。特に、時間外勤務・拘束に対しては適正な手当を支給する▽勤務医の勤務時間・拘束時間の短縮のための方策を講じる▽「ハイリスク妊娠・分娩管理加算」は、現場で過重勤務を余儀なくされている産婦人科医への処遇改善に資する用途に用いる―の4点を強く要望した。


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<吉川英治賞>文学賞に重松清氏の「十字架」など決まる(毎日新聞)

 吉川英治賞(吉川英治国民文化振興会主催)の各賞が5日、決まった。贈呈式は4月9日、東京・帝国ホテルで行う。(敬称略)

 <第44回文学賞>重松清(47)「十字架」(講談社)<第31回文学新人賞>池井戸潤(46)「鉄の骨」(同)、冲方丁=うぶかた・とう=(33)「天地明察」(角川書店)<第44回文化賞>川田昇(89)=知的障害者更生施設「こころみる会」を設立▽久連子古代踊り保存会=長年にわたり伝統文化財を伝承▽菅原幸助(84)=中国残留孤児の帰国支援活動▽明珍宗恭(92)=甲冑(かっちゅう)の制作と修復に尽力

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